(今回の記事はやさしい方のコーチが担当します)
フレッシュブログは、2021/1/10の初詣マラソンのネタ以来、更新なし。
コロナで再び大阪に緊急事態宣言が発令、更に延長となったため、ポートボールの活動はできないまま月日が流れている。今年度の6年生は立ち上がりから活動できず、最後の仕上げの時期も活動できず。どこかに文句を言える先もなく、解除になって活動再開する日を夢見て、耐え忍ぶしかない子供たち。最後の最後に、一花咲かせられますように。
さて、ポートの練習もないので、土日が暇になってしまったやさしい方のコーチは、空いた時間で今までに読んできたポートボール関連書籍を、本棚から出してきてパラパラと読み返してみたりしている。
ブログに書くネタもないので、今回は、そんなやさしい方のコーチの書棚を紹介してみよう。
■バスケットボール技術関連
当然ながらポートボールの専門書はない。ので、最も近いバスケ関連の本を参考にしている。小学生の指導にはミニバスの指導書が、教え方の工夫も含めて、役に立つ。
パスやドリブル、シュートを教えるにあたって、一度はしっかりと基本の基本を押さえておくべきと思っているので、重宝している
■コーチング・メンタル関連
コーチングはスポーツのコーチとしてだけでなく、会社でも役に立つ。「メンタル面で弱いところをどうやってハートに火をつけるか?」を解明すべく読んでみたが、なかなか簡単にはいかんなあ・・・
日本人で初めてメジャーリーグのコーチになった立花龍司氏の本は、なかなか興味深い。
■子供の運動能力開発関連
小学生の時期はいわゆる「ゴールデンエイジ」。神経系の発達が最も活発な時期なので、この時期に能力を伸ばしてあげると後々に効いてくるらしい。ちょっとした練習の合間にコーディネーショントレーニングを入れたり、股関節トレーニングを入れたり、といったことでフレッシュの練習に活用している。
■スポーツと知性(頭を使って動くこと)関連
子どもたちをいわゆる「スポーツバカ」にしたくないので、いかにして意識して考えながら動くかを指導するよう、普段から心がけているが、これらの本は非常に参考になっている。「賢いスポーツ少年を育てる」は、サブタイトルを見て即買いした。
覚えたことは忘れるが、理解したことは忘れないし応用も効く。
動きをひたすら長時間反復して、意味も分からず覚えさせるのではなく、しっかり理解して考えて動ける、そのために練習中にのシンキングタイムに時間を割くといった今のスタイルに大きく役立っている。賢いスポーツ少年を育てる、はおススメです。
こちらは脳力とバスケに関する本。現在、キムキムコーチに貸し出し中なので、この先の指導に取り入れてくれるはず。
■トレーニング関連
コアトレはフレッシュでは定番のメニューとなっているが、この本から小学生にもやりやすそうなメニューを選んでやっている。アジリティートレーニングも、参考にしている。
■故障関連
右の本は、オスグットなど成長期独特の故障もあるので、一度は読んでおこうと購入。テーピングについては読んでみての結論は本の主旨に反して、「小学生スポーツでテーピングしないとできないような状態の時は、無理させず休ませろ」。突き指のテーピングやケガ再発の予防には役に立つ。
ご存じバスケ漫画の金字塔、スラムダンクは今読んでも十分楽しめる。フレッシュの子供たちもスラムダンクTシャツを着ている子がいたりするので、今も読み継がれている名作なんであろう。フレッシュの子供たちにはぜひ、全員スラムダンクは読んで欲しい。ゲームの流れをつかむ素晴らしい教材。
もともとは2015年度の#10が6年生で骨折して試合に出れない時に、モチベーションアップのために購入したものであるが、高校生になった今も赤木Tシャツを着てバスケを頑張っているほどの影響を受けている。妹の2018年度の#10は何度も何度も読み返して、恐ろしくマニアックなクイズを出すところまでになっていた。
「スラムダンク勝利学」はスラムダンクの名シーンから、勝利に必要なことを学ぶ本。
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と、まあ、こんな感じでチョロチョロ読み返しつつ、活動再開を待ち望んでいる次第です。書籍貸し出しの希望がありましたら、ご連絡ください。(受け渡しが難しいですが・・・)
6年生はこの時期、再開したらもはや理屈抜きでとにかく駆け抜けてほしい。やれるだけのことをやろう。
それでは皆さんご一緒に。
フレッシュファイトオー!