泉北高倉さん、茶山台さん、槇塚台さんで構成するPALリーグと、
原山台東さん、福泉中央さん、新檜尾台で構成するハーベストリーグの合同で、
6年生のファイナルの大会をしましょうというこの試合。
6チームが福泉中央会場に集まった。
前半戦はリーグまたがりの交流戦。ここでの勝率により、順位決定戦のどこへ進むかが決まる。
同率の場合は得失点差でどこへ進むかが決まるので、そこも難しいところ。
フレッシュはまずは泉北高倉さんとの一戦。
このメンバーでメンバーチェックを受けるのも今日で終わりかと思うと、並んでるのを見るだけで胸が熱くなる。
1Q:18-6
2Q:38-8
このスーパーゴールマンのファインキャッチを見て欲しい。
ナイスキャッチ。さすがフィギアスケートで鍛えたバランス力。
3Q:60-12
4Q:4年生を投入して70-34
これで一勝と得失点差36をゲット。
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続いて茶山台さんとの一戦。
秋ブロ決勝で対戦したときは、#10がケガで途中退場となり、#1が踏ん張ってなんとか勝利したが今回は?
1Q:18-10
2Q:36-17。
相手#10のパワフルなドリブルをよくぞ抑えた。
後半は#2、#5をフィールドに投入。#5が3ゴールと活躍。
3Q:54-30
4Q:70-40
これで2勝。
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予選最後は槇塚台さんとの対戦。
1Q:18-4
2Q:35-10
後半から一部4年生を投入。
4Qは4年生のみで挑む。
3Q:51-24
4Q:63-31
予選は3戦全勝となり一位決定戦へ進出。
お相手は同じく全勝の福泉中央さん。
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今年に入ってからの対戦成績は
・福泉中央杯:×
・ハーベスト1月分:×
・ハーベスト2月分:○
・ウインターカップ:×
・ハーベスト3月分:○
と、2勝3敗。競り合っているが大会の大きな舞台では負けているので、ここはひとつ有終の美を飾りたいところ。
試合前の選手紹介セレモニー。
これは下級生のテンションが上がる。嬉しそう。
試合開始。
ジャンプボールを取って先制点をあげることを目標していたが、タップ後のルーズボールをジャンパー#10が自らもぎ取ってボールを確保、そこから#4のシュートが決まって先制に成功。いきなりボルテージが上がる。
お相手のディフェンスはボックスワン。ゾーンディフェンスをベースに一人だけマンツーマンで相手の一人を無力化するという高度な戦術。
これまで♯10はボックスワンに抑え込まれてきたが、今回は#1とのコンビネーションでこれを克服。うまくディフェンスを2人ひきつけて逆サイド展開というパターンが機能していた。
フレッシュのディフェンスはマンツーマン一辺倒であるが、4年生の出ているポジションを狙い撃ちされ得点を重ねられる。それでもいいカバーリングも見られ、小学生のマンツーマンとしてはかなりのレベルではないかと自画自賛。
1Q:12-12のイーブン
2Q:24-20と2ゴールリード
ライバル同士の両キャプテン。
幾多の名勝負を見せてくれたキャプテン同士はなんと保育園の同級生。こんなチビッ子の時から知り合いで、今は鎬を削る仲なのが面白い。(円内の右がフレッシュキャプテン、真ん中がビクトリーキャプテン。ちなみに左にいるのはフレッシュ#3.#1も年中からの同級生)
この試合、スチールがたくさんあった。特に♯1は相手のボール保持の一瞬の隙を見逃さず、且つヘルドではなくボールを奪うところまで行くシーンが何度もあった。ボールにスゴく集中してたのであろう。ナイス!
また、逆サイドへの展開と縦パスが美しく決まっていたのが印象的。コートを大きく使い、ゾーンディフェンスを揺さぶることができるようになった。まさしく持っているものを総動員して戦った感じ。(中学バスケではゾーンディフェンスは禁止だから活用の場はないけど、ここで学んだゾーンの対応は将来活きてくるでしょう)
3Q:32-26 この試合、今年度最高のベンチのムード。試合にでてないメンバーも気持ちの入った素晴らしい応援で、チームのために何かをしようとする姿勢に感動した。きっとフィールドの選手にも伝わっているはず。
そしていよいよ4Q開始前のクォータータイム。このメンバーで組む最後の円陣。気合満点、保護者も入って全員で大声を張り上げる。チームが一つになった感があり、涙が出そうに・・・
4Q ディフェンスで前から当たってくる相手に冷静に対処。♯1がドリブルで下がって、スペースとって縦パスを決める。
取って取られての展開。ラスト3秒で相手にシュートを決められ4点差となるが、ガードマン#2は慌ててスローインすることなく、冷静にタイムアップを迎える。昨年のウインターカップのラスト5秒の経験が活きたね。指示を出した♯1もナイス判断!過去の失敗から学んだことで行動が変わったことが指導者としてうれしい。
そうしてブザーが鳴って試合終了。歓喜の瞬間に湧き上がるベンチ。48-44で勝利。
整列して挨拶を終え、ベンチに戻る子ども達。みんないい笑顔。その中で涙が溢れる♯10、♯1。キャプテン、副キャプテンとして、チームを引っ張るという緊張感、勝ちたいという強い思い、これまで積み重ねてきたものが涙になって溢れたんだろうと思うと、こちらも涙が出た。
本当に魂のこもった試合、見ている人の魂も震わせるような試合であった。あるベテラン指導者の方に「すごい試合、感動をもらった」と言っていただけたのは、何よりのほめ言葉。そんな試合ができるようになったフレッシュギャルたちに賞賛の拍手を贈りたい。よくやった!控え選手も保護者も含め、チームは一体になった。
表彰式、優勝カップを手にするフレッシュ。ハーベストに参加させていただくようになって、初めてのファイナル優勝。コーチになった年の6位から大躍進。
個人賞は、監督賞:♯2、優秀選手賞:♯1、最優秀選手賞:♯10。
それぞれよくやった。(MVPのトロフィー、カッコいい)
最後の最後で有終の美を飾ったフレッシュ。本当に今までの集大成を形にできた感じ。試合に興奮しすぎて、プレイする姿を見るのはこれが最後ということを忘れていたが、落ち着いたら急に寂しさがこみ上げてきた。
保護者も含めて全員で記念撮影。
6年生達と記念撮影。
ここまでチームが成長したのは、歴代の選手や保護者、指導者、そしてフレッシュを温かく見守ったり対戦して鍛えてしてくださる他校区の皆さんのお陰です。ありがとうございます。
そしてフレッシュのメンバーを何よりも誉めてあげたい。こんな魂の震えるような試合を見せてくれたメンバーに感謝。よく頑張った。
いよいよこれで6年生の試合は終わり。寂しい~。しかし次の日曜日はブロック新人戦。感傷に浸る余裕もない、4年生以下のメンバー、新チームは現5年生いないけど、がんばろうぜー。6年生、紅白戦の相手しにきてあげてね。
それでは皆さん、ご一緒に。フレッシュファイトオー!