入学式にビラ配りをしたり、個々に声掛けをしたりして、興味のある子供を募った。さあ、どれだけ来てくれるのか?
いつもの練習は8:45からだが、この日の体験会は9:00であったため、練習前に遊びの時間。久しぶりに「ドリブルビンゴ」をやってみた。コート中央に並べられた9つのフラフープまでドリブルで移動し、黄色と赤のミニコーンをフラフープに入れてタテヨコナナメに3つ並べたほうが勝ちという単純なゲーム。横から見ていると簡単なんだが、いざドリブルでセンターまで行って状況を見るとなかなか冷静な判断ができない。しかも5秒以内にコーンを置かないとオーバータイムを取られるというルール。判断力が養われると期待。
途中で止めてどういう順番で考えるべきかをレクチャー。
①勝てる一手(リーチがかかっているところはないか?)
②負けない一手(相手リーチがかかっていたら止めろ)
③次につながる一手(次にリーチがかかるのはどこか?)
という順番で考えるといいんじゃないの、とアドバイス。オフェンスのプレーのように、シュートやドリブルなど優先度をつけて順番に選択していくようにする思考回路ができるといいなあ。
黄色チームのリーチを止める#2。ドリブルをつきながら冷静に判断できていた。
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さて9:00になって体験会がスタート。
この日はなんと、4名もの体験の子供たちが集まってくれた。
自己紹介する体験の子供たちを歓迎するフレッシュメンバー。
6年生がマンツーマンでついてフォローすることに決めて練習開始。
ランニングの様子。人数が常にこれだけいれば、いいんだけどなあ・・・
ストレッチもマンツーマンでフォローしながら実施。
パワーポジションのトレーニングについては、手が出てファールが多いことから、しばらくは手を横に広げて行うことにしてみよう。
ポートボールの基本を体験。まずはカッコいいドリブルの練習。ペッタンペッタンではなく、バーンバーンとかっこいい音がなるドリブルを練習。これができるとうまく見えるから、覚えてね。
対面パスは6年生とペアで1対1。体験の子達は高学年に教えてもらって嬉しそうだし、6年生も人に教えることでしっかり基礎を見直して欲しい。
ポートボールの醍醐味はやっぱりシュート。シュート練習もバッチリ行う。
もちろん仕上げはゲーム形式。体験の子がシュートを決めると10点という特別ルールで、メンバーはみんな体験の子にシュートを打たせようと必死にパスを出す。トラベリングでも何でもいいから、とにかくシュート!
ボールに群がるワチャワチャ感がいい。
さて、そんな感じで体験会は11時過ぎに終了。感想を聞くとみんな、「おもしろかった」とのこと。是非また来て欲しいな~。待ってるよ。
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体験終了後はそのまま通常練習。前日の大会の反省から、まずはピボットの見直し。
ピボットで大事なのは、アレを動かすこと。クルクル回るんじゃなく、しっかりアレをナニして、ダブルチームで来るディフェンスにも逆にプレッシャーを掛けられるようになろう。
更に3対3も実施。プレイに制限つきの特別ルール。アレが禁止なのでソレするしかない。しっかり次のプレイを組み立てていけるようになろう。
最後はもう一度ゲーム形式。審判認定に向けて練習中のお父さんに、審判のレクチャーも同時に行う。
元バスケ部のお父さんなので、覚えは早い。認定に向けてがんばって下さい!
仕上げに1分間ダッシュをしてこの日は終了。大会でスタミナ不足も露呈したので、こういう走りこみメニューもしっかりやっておこう。たった1分間だけなので、自分に甘くならないように。
課題を一つずつやっていくしかない。時間はかかるが、近道はなし。次週は南ブロックの審判研修協力チームに参加するので、また繰り返し試合形式ができるはず。試してできれば次を考える、ダメならどうするかを考える、考えながらプレイできるようになって欲しい。
伸びシロは近年最高のフレッシュ。頑張っていこう。
それでは皆さんご一緒に。
フレッシュファイトオー!